中途障害者地域活動センターは、脳血管疾患などによる後遺症を持つ中途障害者の方々が、地域社会の中で自立した生活を続けていけるよう支援するために設置された施設です。軽作業や生活訓練を通じたリハビリテーション、地域との交流活動を行う場としての役割を担っており、社会参加を促進する拠点となっています。

横浜市では、この取り組みを全区で進め、現在は各区に1か所ずつセンターを設置しています。これにより、地域に暮らす方々が身近な場所で支援を受けられる環境を整え、誰もが地域の一員として安心して生活できる社会の実現を目指しています。

ワークアップ港南は平成9年に設立されました。設立当初はワークアップ港南運営委員会が運営を担い、平成21年からは「NPO法人中途障害者地域活動センター」として新たに活動を開始しています。今日まで、地域の皆さまとともに歩み、利用者と地域社会をつなぐ大切な役割を果たし続けています。